yotarockのeBay日記

eBay奮闘するおっさんの日常。

丁稚奉公の時代

 突然の大寒波ですね。あまりに寒かったので今夜は鍋を作ってみました。材料を適当に切っただけの無骨な料理でしたが、なかなかどうして美味しかったです。

 

 eBayビジネスに乗り出したきっかけは後輩がカメラ転売を始めたことでしたが、yotarockは生まれながらの貧乏性ってこともあり、高い情報商材を買うのにはものすごく抵抗があるんですよね。ですから、自分がeBayビジネスに参入する上で必要な情報はすべて自分で調べてきました。

 

 今日はちょっと昔話でもしようかと思うのですが自営業でやっている本業に関しても、元々は何の知識もなかったけど「この仕事がやりたい!」という想いだけでいきなり飛び込みました。その当時は、どうやったら自分のやりたい仕事に就けるかなんて皆目検討もつかず、バイトで雇ってくださいっていくつかの会社を回ったんですね。結果はーー

 

 もちろん門前払いでした(笑)

 

  でもね、いくつめだったかなぁ……とある会社の社長さんにお話をしに行ったら

 「君は考えが甘いよ!」

 めちゃくちゃ説教されたんです。話をようやくすると、自分のやりたい仕事をバイトして金をもらいながら覚えようなんてそもそもの考えが甘すぎるだろ、とまぁそんなことを仰ってました。その時の悔しさと腹立たしさは今でも覚えています。そうして、最後に

 「本当にやりたいんだったらタダでいいから教えてください、くらいの意気込みがないと駄目だね。まぁ、本当に勉強したいっていうならうちはタダなら教えてやってもいいけど」

  こんなことを言われました。まだ成人もしていない若造でしたがタダでこき使ってやろうってのがものすごく伝わってきて、もちろん断りました。

 

 でも、確かに言うことも一理あるな。

 

 そこでyotarockは、今しがた説教された社長が一番ライバル視している会社にその足で向かい、

「タダでいいので勉強させてください!」

 頭を下げ、その場でオッケーを頂きました。今思えば、一理あるとは思ったけど言われ方がものすごく腹立たしかったから小さな矜持でライバル社の門を叩いたんですよね。そこから一年ちょっと、本当にタダ働きをして最低限のノウハウを手に入れました。今考えるとスーパーブラックなお話ですがね(笑)

 後悔はしていません。その丁稚奉公がなければ自分のやりたい仕事につけなかったと思っていますから。その後、実家のある県に戻り、そこでその業界の会社に就職しました。十年の雇われ時代を経て独立して、今は自分のペースで仕事をしています。